仲西眼鏡店の工房の歴史
毎日の業務中に発生する仲西社長との雑談から、仲西眼鏡店の魅力を伝えるブログです。
新人スタッフの田中が企画・記事作成をしております!
工房について
田中:そういえば、逆に工房を設置しないっていう選択肢はあったんですか?
仲西:ない!ないですね!(笑)
田中:お店の半分まではいかないと思いますけど、入店してすぐは面積の半分ぐらいが工房になってるわけじゃないですか。やっぱそこまで販売スペースを削っても工房は絶対置いておきたかったんですか?
仲西:そうですね〜。理由はいくつかあるんですけど、やっぱり僕はものづくりが好きなので、ものづくりを常にしていたい。何かを開発したい、って想いがすごく強いんですよ。お店に工房を作るまでは事務所で眼鏡を作っていたんですけど、やっぱ事務所で作ってる時ってお店の状況がわからないんですよ。
田中:確かに。当然ですけど、それはそうですね(笑)
仲西:自分の知り合いがお店に来たりとか、常連さんがお店に来たりだとかしても、すぐお店にでられる環境ではなかったんですけど。工房をお店に作ると、工房の中に私がずっといるわけです。好きだからね、メガネ作るのが。ずっと工房にいるでしょ?(笑)
田中:本当にずっといますね(笑)
仲西:だから店内に工房があれば、僕を目指してきてくれたお客様にもすぐ会えるし、お店の状況もすぐ把握できるし。工房を作るまではセキュリティカメラみたいなのをつけてお店をチェックしていたんですよ。今何人ぐらいお客さん入ってんな〜とかね。だけど、今のお店(工房)にいる限りはお店の状況がすぐわかるから作ってよかった(笑)
外からも目を引く仲西眼鏡店の工房
社長のデスク問題
仲西:だけど今の店舗では、僕のデスクをどこに置くかがすっごい問題で。
田中:確かに、今ってどこがデスクになってるんですか?
仲西:店舗の工房入ってすぐ左側が僕のデスクです。
田中:あ!あの工房に入ってすぐのところですね。
仲西:そうそうそう、その汚いところです(笑)
田中:もうほぼ眼鏡を作る機械に囲まれて埋もれているような感じですよね。
仲西:そうそう。事務所にいても現場は分からないので、とにかく僕自身毎日工房にいたいなって思ってるので、やっぱり最善策を考えると、もう工房の中にデスクを作っちゃおうと思って。あと、流石にものづくり以外の、経営とか別の仕事もあるので、やっぱりオンラインミーティングやってる姿とかをお客さんにお見せしちゃうのはちょっと不自然じゃないですか。なので工房のどこからも見られないところに鎮座していると(笑)
赤イス付近が社長のデスク
代表がお店に出るか問題
仲西:だからこの環境は僕の中ですごく居心地がよくて。工房にいながら会社の仕事もできるし、ブランディングとかマーケティングもできるし、すぐ手を伸ばせばものづくりできる環境なんで、こんないい環境ないなって思ってるんですけど(笑)店頭はお店のスタッフでもう全部回ってるしね。
仲西:代表がお店に出るとやっぱり、スタッフも自由に気持ち良く動けなかったりするんですよ。僕はそういう雰囲気になるのが嫌なんですね(笑)。そういうのがあって、僕は店舗にでない(笑)。
仲西:だから、僕が直接応対するお客さんってもう本当に限られてて、一般のお客様は接客販売スタッフに全部お任せしてやってます。よっぽど忙しい時は店舗に出ますけどね(笑)
対談中の仲西社長
仲西眼鏡店の現場主義
仲西:よく現場主義っていう言葉あるじゃないですか
田中:はい
仲西:社長さんも現場主義で店頭に立つという考え。もちろんそれも間違ってないと思います。間違ってないと思うのだけれども、僕の性格上、売上が悪くなると多分、顔に出ちゃう(笑)
田中:あーーなるほど(笑)
仲西:僕がまだ社長になる前にそういう気まずい光景を見る事があって。これ、雰囲気本当悪いよなって。こんな雰囲気だったら、お客様入りにくいって。ピリついた空間で楽しく買い物なんてできないでしょう、と思ってて。
仲西:お客様も楽しみながらメガネ選んで買いたいなぁと思ってるのに、オーナーが一人立ってるだけでそれを損なうのであれば、現場主義っていうエゴなんか捨てたら良いと思って。僕はもう会社の発展のために経営、運営、ものづくり、マーケティングブランディングを店頭ではないところでやっていこうと思って。
田中:へぇー。これ面白いですね(笑)このお話もブログに載せていいんですか?(笑)
仲西:別に構わないですよ、全然構わないです(笑)